不味いって本当?フィンランドの食文化と歴史について

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フィンランドの食事にはどのようなイメージをお持ちですか?

一般的に、ヨーロッパの北の方は南の方に比べ食事が不味いといわれています。

フィンランドもあてはまるのか?どのような歴史をたどってきたのか?

フィンランドの食文化について紹介したいと思います。

 

料理は不味いのか否か

「日本人の口に合うかどうか」という意味でいうと、食べるものと場所(店)次第という結論に至ります。

歴史などからいうと決して美味しい分類には入りませんが、最近は工夫された料理も出てきています。

旅行の際は事前に美味しいお店などを調べておくとよいでしょう。

 

フィンランドの伝統料理

フィンランドの伝統料理というと、現地人でも回答に困る人が多いようです。

何故かというと、フィンランドはスウェーデンやロシアなど近隣諸国の支配下に入っていた時代が長く、それらの国々に大きな影響を受けているからです。

 

現在のフィンランドの食卓をみても、外国でも食べられるような料理が目立ちます。

しかし、地方によって独自の料理は存在します。

フィンランドの食事の特徴

推されている伝統料理が特にないフィンランドですが、食文化に全く特徴がない訳ではありません。

特徴を挙げてみると以下のようになります。

 

・高カロリー、高栄養

・塩辛い

・野菜が少ない

・シンプルな味付け

・乳製品が多い

・主食はジャガイモ

 

伝統的にいうと、そこまで美味しい訳ではなさそうです。

 

フィンランドの食の歴史

料理の特徴が先程のようになった背景についてざっくり書いていきます。

定住前

定住前、フィンランド人の祖先達は、自然の中を歩き回り狩りを行って食べ物を得ていました。

季節や獲物の収穫量によって栄養はかなり違っていました。

火を使うようになると、祖先達は食べ物を焼いて食べるようになりました。

 

定住後~12世紀ごろまで

今の地に定住するようになってからは、農業や牧畜が行われるようになりました。

主な作物は小麦やライ麦などの麦類でした。

家畜としてはヤギやヒツジが飼われていました。

主食はカブや青エンドウでした。

 

18世紀~

このころになると、現在の主食であるジャガイモが食べられるようになります。

 

 

結局食事は美味しいの?

先程も述べたように、「ヨーロッパでは北に行くほど食事が不味い」と言われています。

フィンランドでは長い間、栄養価が高く味付けのシンプルなものが食べられていたため、それを不味いと評する人はいます。

 

元々フィンランドは気候が厳しく食べ物があまりない地域だったため、食事はエネルギー補給の手段として捉えられていました。

よって食事を楽しむという考えが最近まであまりなく、味にあまりこだわらないというのはあるようです。

 

しかし最近では、外国にアピールするために、ベリーや新鮮な魚などフィンランドならではの食材を使った料理がでてきています。

 

 

まとめ

最後におさらいします。

 

・フィンランドの食事と言えば高カロリー高栄養価

・不味いと言う人もいる

・フィンランド独自の食材を使った料理がある

 

 

いかがでしたか?

今回はフィンランドの食文化について紹介しました。

是非参考にしてくださいね!

 

 

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