必見!可愛すぎるリトアニアの民族衣装「マルシュキニアイ」とは?

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ヨーロッパの民族衣装は可愛いものが多いですよね。

リトアニアにも、特徴あるとても可愛い民族衣装があります。

 

そして、民族衣装は可愛いだけではありません。

リトアニアの文化も詰まっています。

今回はそんなリトアニアの民族衣装を紹介したいと思います。

 

概要

リトアニアの民族衣装は

「マルシュキニアイ」と呼ばれています。

 

マルシュキニアイは、

リネンでできたリトアニアの

シャツの名前です。

 

この民族衣装は、19世紀初頭、

民族意識が出てきたころに作られた

といわれています。

 

現在では、祭日や休日など

特別な日に着られています。

 

マルシュキニアイの特徴

女性編

 

地方によってデザインは異なりますが、

基本構成は
シャツ

ベスト

ロングスカート

エプロン

です。

 

靴は、爪先が尖った木靴や

革靴を履きます。

 

典型的な帽子は低めで、

後ろにリボンがついています。

 

装飾品は

銀、サンゴ、ガラス、琥珀などが使われます。

 

特に、琥珀はリトアニアの特産品です。

ネックレスは、若い男性が女性に贈る

伝統的なプレゼントとして使われます。

 

 

また、夏至の頃に各地で行われる祭りでは、

この衣装を着て、

摘んできた野草でできた花冠を被ります。

また、あくまでも私が見た限りですが、

髪型は三つ編みをしている人が多いです。

 

男性編

男性用は

シャツ

ジャケットまたはベスト

ズボン

ベルト

で構成されています。

 

アウターとして、

ロングコートやカフタンを着ます。

フロックコートを着る地域もあります。

 

カフタンとは

ゆったりしたワンピースのような服のこと。

 

伝統的な靴は、

木靴や樹皮でできた靴です。

しかし、19世紀中盤から

革製のブーツを履くようになりました。

 

帽子は、フチ無しのフェルト帽や

ツバ付帽子を被ります。

 

マルシュキニアイにみられるリトアニアの文化

先程も述べたように、

マルシュキニアイは地方によって

デザインが異なります。

 

どの地方のものも、デザインや素材から

「リトアニアらしさ」を感じることができます。

オウクシュテイティーヤ地方(北部)

スバルキジャ地方(西南部)

ズキヤ地方(南西部)

ジェマイティヤ地方

ジェマイティヤ地方では、祭日に

頭・首・肩の3箇所に

スカーフを身に着けます。

 

クライペダ地方

白地に赤い刺繍は、

ロシアの民族衣装と共通しています。

 

色はリトアニアの代表色

リトアニアの民族衣装はカラフルですが、

特によく使われます。

これらは、

リトアニア国旗の色の一部でもあります。

 

リトアニア国旗は、

黄色の3色で構成されています。

このうちの緑と赤は、

民族衣装によく使われるという理由で

採用されたと言われています。

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因みに緑は、

オリンピックやパラリンピックの代表選手の

ユニフォームにもよく使われます。

 

素材

見ただけではわかりにくいですが、

衣装に使われる素材にも特徴があります。

 

マルシュキニアイの素材には、

リネンが使われています。

 

リネンはリトアニアの特産品の1つです。

リトアニアの農家の女性は

皆機織りの技術をもっています。

 

テーブルクロスや衣類など、

身の周りの布製品は自分で織って作っていました。

 

長い伝統を持つ高品質のリネンが

民族衣装に使われています。

 

民族衣装には、

リトアニア人の技術力も表れているのです。

 

 

いかがでしたか?

今回は

リトアニアの民族衣装マルシュキニアイの

可愛さと素晴らしさについて紹介しました。

 

機会があったら是非着てみてくださいね!

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