エストニアってどんな国?
エストニアは、ロシアの西側、フィンランドの南側にある国です。
バルト海沿岸にあり、ラトビア、リトアニアと共にバルト三国の1つに数えられています。
小さな国ではありますが、IT技術が発達しており、IT大国ともいわれます。
基礎データ
正式名称 エストニア共和国
面積 4.5万平方キロメートル
人口 約132万人(2019年1月現在)
首都 タリン
言語 エストニア語
宗教 国民の半数以上は無宗教
他に正教会、プロテスタント(ルター派)など
通貨 ユーロ
出典
外務省 エストニア基礎データ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/estonia/data.html
国旗
これがエストニアの国旗です。
なんだかどこかの消しゴムにありそうですね。
国旗のデザイン自体は、ロシアから独立する前から存在していました。
それぞれの色に込められた意味は以下のようになります。
青:空、川、湖、海
黒:抑圧されていた暗黒時代
白:労働、明るい未来
言語
基礎データでも書きましたが、エストニアの公用語はエストニア語です。
ヨーロッパの言語の大半が属するインド・ヨーロッパ語族とは異なり、フィン・ウゴル語族に属します。
フィンランド語とは最も近い言語と言われていますが、語形の変化の仕方が異なるなど、違いはあります。
文法が複雑なだけでなく発音も難しいので、学習は大変に感じるかと思われます。
挑戦してみたい人は、会話のフレーズを覚える所から始めるといいでしょう。
↓こちらでもっと詳しく読めます
食文化
エストニアの人々は、近代まで他国の支配下で農奴として貧しい食生活を送っていました。
しかしそれ以降は、調理器具や生産技術の発達により、様々なものが食べられるようになりました。
主食はライ麦パンです。
料理だと、麦や豆を使ったものが多くみられます。
昔は食料が貴重だった名残から、現在でもエストニアでは食べ物を大切にする風習があります。
民族衣装
ヨーロッパには、可愛らしい民族衣装が沢山ありますよね。
エストニアにも、可愛い民族衣装が存在します。
女性は基本、ブラウスにスカート、短いベストまたはジャケットを着ます。
地域によってデザインがかなり異なり、更に未婚・既婚・未亡人かで身に付けるものが変わります。
男性は、シャツにズボン、ベストまたはジャケットを着ます。
女性ほどではありませんが、やはり地域によって違いがみられます。
↓こちらの記事では、地方による違いについても紹介しています。
風習・慣習
旅行に行ったり、日本にいる外国人と会ったりする時、どう接するべきかわからないことがありますよね。
エストニアの人々はあまり他人に干渉しないこともあり、多少礼儀に反したことをされても、あまり気にしないようです。
なので、特に何も気にしなくて大丈夫です。
ここでエストニアの習慣について1つ紹介します。
それは、花を贈る習慣です。
他人の家にお邪魔する際の手土産として渡したり、年に数回あるプレゼントの日に贈ったりします。
IT大国の秘密
エストニアといえば、IT大国ですよね。
実は、あのSkypeもエストニア発祥の企業なのです。
IT大国と呼ばれるまでに成長した理由
エストニアはもともと資源が乏しく、技術で国を発展させるしかありませんでした。
国民の柔軟な姿勢もあり、優先的にIT産業に投資することができました。
その結果、現在ではIT大国と呼ばれるまでに技術が発展したのです。
電子政府
エストニアには、電子政府と呼ばれる取り組みがあります。
選挙の投票や、教育、医療など様々なサービスがネット上で受けられるのです。
エストニアは、電子政府の取り組みを世界の中でもいち早く始め、最先端を突き進んでいます。
↓こちらの記事では、サービスの1つ、電子投票について書いています。
いかがでしたか?
今回は、エストニアの情報をまとめました。
是非参考にしてくださいね!
最近のコメント