オーロラがみられることになったら、
とてもうれしいですよね。
しかし実際、いざ観に行くとなると、
どう準備すべきかわからないことも多いと思います。
そこで今回は、
・オーロラ観察に適した時期はいつなのか
・どのような服装をすべきなのか
・注意すべきことは何か
など、事前に知っておきたい情報をまとめました。
Contents
実は冬以外も!オーロラ観察に適した時期とは?
オーロラというと、冬の極寒の空に表れるイメージがありますよね。
実際、
オーロラが最も見やすい時期は、冬です。
だからといって個人的には、
オーロラ観察に最適な時期は冬だ!
とも言い切れないと思っています。
理由は2つあります。
理由1.気候が厳しすぎる
冬のフィンランドなんて、いかにも寒そうですよね。
実際、オーロラが頻出する地域はフィンランドの中でも緯度が高いので、
尋常じゃないくらい寒いです。
最も寒い時は-30℃くらいまで冷え込みます。
きちんと対策をしなければ、凍傷になってしまうこともあります。
更に、冬のフィンランドは日照時間が短いです。
冬至の頃の北部には、日が昇らない時期(カーモス)もあります。
日照時間が短いと、体内時計が狂ったり、気分が憂鬱になったりします。
実際、現地に住む人々は、
不足しがちなビタミンDを補うためにサプリメントを飲んだり、
太陽光ライトを浴びたりするなど
日照不足対策を行っています。
冬のフィンランドの自然環境は、気温以外も厳しいのです。
理由2.渡航費が高くなる
冬のフィンランドには、オーロラを観に多くの人が訪れます。
つまり、書き入れ時なのです。
渡航費も他の時期に比べ高くなります。
渡航費は旅費の中でも結構な割合を占めるので、
お得に済ませたい場合は少しでも安く抑えたいところです。
実は、冬以外の季節でも
オーロラをみることはできます。
ラップランドなど緯度が高い地域であれば、
秋から翌年の春にかけてみることができます。
寒いのが苦手な方であれば、秋がおすすめです。
春だと、雪が残っていて寒いので。
結局いつがいいの?
オーロラを沢山みたい!
強いオーロラをみたい!
というのであれば、やはり冬がおすすめです。
冬のフィンランドも、ソリに乗るなどの楽しみがあります。
しかし、寒さに耐えられる気がしないなど
冬のフィンランドに抵抗があるならば
秋に行くのがおすすめです。
オーロラ観察の時の服装は?
オーロラ観察など冬のフィンランドの服装の基本は、重ね着です。
真冬の夜、-30℃にもなることがある屋外で、
じっと待つ状況です。
重ね着をすることで空気の層を作り、
熱を逃がさないようにしましょう。
汗による湿気のこもりも、体を冷やしてしまいます。
肌に直接つける下着は、吸湿性の高いものを選びましょう。
顔
耳や頭、鼻先などが特に冷えやすいです。
マフラーやネックウォーマー、目出し帽などを駆使して
顔の露出面積をできるだけ減らしましょう。
ピアスなどのアクセサリーも外しましょう。
上半身
4~5枚重ね着しましょう。
一番上には、機能性の高いスキーウェアやダウンジャケットを着ます。
アウターの下には、フリース素材やニットを着ます。
肌着には、ヒートテックなど保温性の高いものも良いです。
2枚ほど着た上に、腰にカイロを当てると更に温めることができます。
下半身
下着
タイツ
インナーパンツ
オーバーパンツ
の4枚重ね着です。
オーバーパンツは、スキーウェアでも良いです。
手
指先は、凍傷になりやすいです。
薄手の5本指の手袋
防水・保湿性の高いミトン型手袋
手袋も、上のような2枚重ねでつけます。
ミトン型手袋は、スキー用がおすすめです。
足
靴下は、2枚重ねで履きます。
薄手の靴下+カイロ+厚手の靴下
という装備が温かくておすすめです。
靴は、くるぶしまで覆える長さのブーツを履きます。
外側は防水、内側は保温素材が使われているものがよいです。
スキー用ブーツなんかがおすすめです。
注意!ホテルのアメニティを事前にチェック
ラップランド地方のホテルに宿泊する際は必ず、
事前にアメニティについて調べておいてください。
何故なら、
ラップランド地方にあるホテルは、
日本のホテルに比べ
アメニティがシンプルだからです。
北欧では、環境対策がすすんでおり、
その対策はホテルのアメニティにも表れています。
使い捨ての歯ブラシやスリッパなど
ゴミになりうるものを減らすことが目的です。
特にラップランド地方のホテルに宿泊する場合は、
アメニティをあてにせず、生活用品一式持っていく
ことをおすすめします。
どうしても荷物を減らしたい場合は、
事前に宿泊先に問い合わせ、
備え付けていないもののみ持っていくようにしましょう。
いかがでしたか?
今回は、オーロラ観察に役立つ事前情報をまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね!
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