ご存じでしたか?
実は、リトアニアの国技はバスケットボールで、リトアニアは知る人ぞ知るバスケ大国なのです。
背の高い人が多いイメージはありますが、意外に思った方は多いのではないでしょうか。
今回は、そんなリトアニアの国技について紹介します。
国民の関心は非常に高い
リトアニアでは「第2の宗教」と呼ばれるくらい絶大な人気があります。
敬虔なカトリックの国であるリトアニアで「宗教」と言われるくらいですから、人々はよほど熱狂しているんですね。
もちろん、代表チームの実力もすばらしいものです。
- オリンピック3位(1992年、1996年、2000年)
- ワールドカップ3位(2010年)
- ヨーロッパ選手権優勝(1937年、1939年、2003年)
- ワールドカップ7位(2006年)
- ヨーロッパ選手権優勝(1997年)
ソ連の支配下にあった時代には、リトアニア出身の選手が活躍し、オリンピック優勝などに貢献しました。
しかし、プレイされはじめた頃は、決してメジャーなスポーツではありませんでした。
ではなぜ、国民的スポーツとなったのでしょうか?
それにはある国が関係しています。
アメリカへの移民がバスケ大国へ育てた
バスケが盛んな国といえば、まずアメリカを思い浮かべますよね。
そんなアメリカのプロ選手の中には、リトアニアからの移民もいました。
世界中へ移住したリトアニア人たちの集いが開催されたことがきっかけで、数人の選手がリトアニアに戻ってきたのです。
彼らが指導にあたったことで、リトアニアのバスケチームは急激に成績をのばし、ヨーロッパ選手権でトップを争うまでになりました。
「ヨーロッパ史上最高のセンター」と呼ばれるアルヴィーダス・サボニスをはじめ、NBAで活躍した選手も多く輩出しています。
バスケは、もっとも身近なスポーツでもある
現在まで高い人気が続くのには、多くの人々が楽しんでプレイしている背景もあります。
公立の学校の体育館や屋外コートなど、気軽にプレイできる場所がたくさんあることは大きいです。
また、リトアニアは、冬が長く厳しい国です。
運動不足解消や気分転換などの目的で、スポーツをする人々も多いのでしょう。
趣味で楽しむ人々のために、さまざまなアマチュアリーグもあります。
いかがでしたでしょうか。
今回は、リトアニアの国技であるバスケについて紹介しました。
ぜひ参考にしてくださいね。
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