可愛いもの好き必見!ラトビアの民族衣装とは?

ラトビアの民族衣装
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ヨーロッパには、可愛らしい民族衣装がたくさんありますよね。

ラトビアにも、とっても可愛い民族衣装があるのです。

今回は、そんなラトビアの民族衣装について紹介します。

民族衣装の基本構成

出典:http://nationalclothing.org/europe/56-latvia/129-folk-dress-of-latvia-noble-looking-gentlemen-and-women-in-gorgeous-shawls-with-embroidered-edges.html

女性

  • ブラウス
  • ベスト
  • スカート
  • 腰帯
  • 肩掛+サクタ
  • 布製の冠(未婚)
  • 頭巾(既婚)

未婚女性は、夏至の頃、野草で作った冠も被ります。

 

一覧には、多くの地域で共通するアイテムを載せました。地域によって、身に着けるものは少しずつ異なります。

一覧にはベストが書いてありますが、カーディガンを着る地域や、ブラウスのみ(上画像参照)の地域もあります。

男性

  • シャツ
  • ベスト
  • ズボン
  • 腰帯
  • 長い丈のジャケット
  • ブーツor革靴

帽子を被ることもあります。ツバがついている、濃い色のものです。

地域によっては、首元にリボンのようなものを身につけます。

子供は、半ズボンをはくこともあります。

 

ラトビア独自の特徴

リエルワールデ帯

https://twitter.com/finntour/status/1003594796328370176

リエルワールデ帯とは、ラトビアの民族衣装につける腰帯のことです。

幾何学的な文様が入っていて、帯の両端にはフリンジがついています。

これらの模様は、バルト神話ラトビアの自然をモチーフにしており、そのパターンは無限に存在するんです。

あらゆるものに神がいるという、ラトビア土着の宗教観があらわれています。

 

リエルワールデ帯の文様は、ラトビアの名産品ミトンにも編みこまれています。

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肩掛とサクタ

https://twitter.com/chikuchikubalt/status/988344993986179072

ラトビアの民族衣装独自の特徴といえば、やはり肩掛です。

サヴシャと呼ばれ、様々な形があります。

 

サクタは、金属製のブローチのことです。サヴシャを留めるのに使われます。

魔力があると信じられており、祭日には3~9個のハート形サクタを付けます。

刺繍

女性のブラウスには刺繍が施されています。

なんと、全て手作業なんです。膨大な時間と手間がかかります。

様々な色の糸の刺繍があり、糸の色により刺繍の名前が異なります。

白色の糸のものはゼムガル、赤や多彩色の糸のものはアウグゼムと呼ばれます。

 

リトアニア「マルシュキニアイ」との共通点

ブラウス、ベスト、冠など、共通のアイテムがありますね。

写真だと見えにくいですが、腰帯もあります、

写真に写っているリトアニアの少女は帽子を被っていますが、リトアニアの未婚女性も植物で編んだ冠を被ります。

 

ラトビアの民族衣装は、柔らかい色合いなのに対し、リトアニアははっきりした色のものが多いです。

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エストニアとの共通点

エストニアの民族衣装との共通点は、女性が大きくて円い金属製のブローチをつけていることです。

ラトビアでは、サクタと呼ばれていましたね。

エストニアの民族衣装は、地方による差異があるものの、胸元にブローチをつけています。

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出典:https://www.flickr.com/photos/rtsubin/4826991496/

 

 

いかがでしたかでしょうか。

今回は、ラトビアの民族衣装について紹介しました。

ぜひ参考にしてくださいね!

 

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